前回の更新からしばらく時間が空いてしまいましたが、地盤調査を終わり、気が付けば基礎工事まで完了し、あっという間に上棟前です。
今回、私が購入した土地は、もともと畑として使用されていた土地で、地盤調査に関してはかなり不安な面もありましたが、地盤改良無しで家が建てられるという結果に。
そこでこの記事では、畑でも地盤改良無しで家が建つかもよ。というテーマでお話ししていきます。
畑の地盤調査結果は地盤改良無しでOK
畑と聞くと、どうしても地盤が弱いのではないか?と我々素人目線からは頭がよぎります。僕自身もその一人。
地盤改良の有無で、大きな金額が変わってくるため、調査結果が出るまでの1週間弱はとにかく不安。
ただ、今回購入した土地に関しては、地盤調査の結果地盤改良無しで家が建てられるという結果になりました。
上の画像が、今回購入した土地の長期許容応力度を示すページのスクリーンショットです。結果は【89kN/m2】
ちなみに、この数値が20kN/m2以下であれば、地盤改良が必要。30kN/m2以上であれば、地盤改良が不要なケースになるようです。
この告示では、長期許容支持力度が20kN/㎡以下の場合は、事実上地盤改良が必要となります。一方で、長期許容支持力度が20kN/㎡以上ある場合は、べた基礎であれば地盤改良工事不要の数値となります。30kN/㎡以上であれば布基礎でもOKです。後に説明する沈下の検討や地形、周辺の状況、高低差などを総合することで地盤改良が必要と判断されることがあります。
必ずしも数値が全てというわけではありませんので、そこは注意です。
僕自身、地盤調査に関しては、全くの無知ですが、今回の土地に関しては、調査結果を一通り見る感じ、かなり優秀な地盤であったようです。
畑=地盤が弱いわけでは決してない
これはハウスメーカーさんにも、不動産屋さんにも言われましたが、畑=地盤が弱いわけでは決してないようです。
畑の場合、畑としての土はほんの表面上に乗っかっている程度に過ぎず(基礎工事によって、掘り起こすぐらいの深さ程度のケースがほとんど)畑だから地盤が弱いということはないとのこと。仮にその土地の地盤が弱い場合は、畑のせいではないようです。
田んぼに関しては、また話が別ですが...。
畑の購入を検討し、地盤の不安がある方は、購入しようとしている土地の地名に水を連想させる漢字は入っていなか?土地の周りの道路や家の塀等を見て、地割れやマンホールの浮き沈み等を確認してみて下さい。
絶対ではありませんが、周りの道路や家を見渡すとその周辺の地盤の強さが見えてくる場合もあります。
※隣の土地の地盤と自分の土地の地盤が全く同じとは限りませんので、あくまでも1つの目安です。
まとめ
今回、私が購入した畑の地盤調査結果は、地盤良好で地盤改良一切なしで家が建てらる結果となり一安心です。
迷うことなく、地盤改良不要という判定だったので理想の結果。
ちなみに、今回の畑は葡萄畑。
基礎工事まで完了しましたので、また工事が進みつつ記事にしていきます。